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2005年5月10日 (火)

日本を甘く見るな!

 5月10日未明、イラクで邦人が一人拘束された。例のごとくテレビ番組はその報道で持ちきりで、私も朝のニュースでこの事件を聞いた。私がこの報道を聞いて思ったのは「またか・・・」ということである。人命がかかっているのだからこんな風に思っちゃいけないのは分かっているが、どうしても聞き飽きてしまったような話だった。

 邦人拘束に関わる事件の中でも日本中に最も大きな反響をもたらしたのが、香田証生さんの拘束そして殺害だった。今回の事件も最初に聞いたときは、ワイドショーなどで吹き荒れる自己責任論と自衛隊イラク撤退論の不毛な応酬を思い浮かべてしまったものだ。しかし事件の詳しい情報を集めるにつれ、香田さんの時とは状況が違うことを感じるようになる。
今回拘束されたのは斎藤昭彦さん44歳。過去に陸上自衛隊に在籍しており、陸自で精鋭と言われる空挺団に所属していたそうだ。これだけでもかなりの手練れであることが分かるが、陸自を辞めた後はフランスの外国人部隊に所属していたという。
このフランス外人部隊というのは名前の通り国籍を問わず兵士を募集している部隊で、各国から志願者が集まるため精鋭部隊として知られる。中でも第2落下傘連隊はアメリカのネイビーシールズやデルタフォースなどの特殊部隊と肩を並べるほどの練度を誇るとして有名だ。

 それだけの輝かしい経歴を持つ人物が捕まってしまったということに私は少なからずショックを受けたのだが、武装集団に襲撃された斎藤さんらの集団のうち、斎藤さん以外は殺されてしまったということである。これは武装集団が日本を腰抜けとでも思って身代金を要求するための罠だとしか思えない。そりゃ人命がかかっているので政府も助けざるを得ないが。
そんな中で数々の軍隊経験を持つ斎藤さんが「私を助けることは奴らの陰謀だ。その手に乗ってはいけない。」と毅然とした態度で語ったならばどうだろうか。次の日の世界の新聞各紙はこぞって「日本のサムライ、祖国に殉ず。」と書くだろう。無論斎藤さんに死ねと言っているわけではない、無事に助かる以上のことはないのだが、重傷で虫の息かも知れない斎藤さんには最後の気力を振り絞って、憎き武装集団たちに一矢報いて欲しいと思うのである。

参考:http://www.f5.dion.ne.jp/~mirage/message11/fr.html

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